【道草カレッジ・ネコのひげ008】第6回この本だいすきの会オンラインイベント・最上一平さん講演会『私の好きな人たち』

こんにちは、この本だいすきの会です。
私たちの会は、「いつでも どこでも だれでも 読み語り」を合い言葉に、子どもの本の読み語り活動を続けて42年にになります。子どもたちの心豊かな成長を願って、講演会や絵本やお話などを、家庭、地域、学校、園などに、届ける活動を続けています。
世の中がコロナ禍となり、なかなか活動が出来なくなり、また皆様にお会い出来なくなり、それではとオンラインイベントをスタートし、今回6回目となっております。
今回お招き致しました方は、我が会では、大変お世話になっておりますお馴染みの、児童文学作家、最上一平さんです。演題は、「私の好きな人たち」です。最上一平さんは、日本児童文学者協会新人賞、日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、ひろすけ童話賞、日本絵本賞など、(新日本出版社、岩崎書店など)沢山の賞も受賞されております。
最近の作品には、“すずばあちゃんのおくりもの”、“いのちがかえっていくところ”、”あらわれしもの“などのお話があります。あのぬくもりあるお話を伺うのが今から楽しみですね。
どうぞ皆様、お誘い合わせの上、ご参加ください。心よりお待ち致しております。

この本だいすきの会
事務局長 中村美智子

【お申込み方法】出発点ウェブストアの特設ページよりお申し込みください。

タイトル:『私の好きな人たち』
日時:2023年6月10日(土)14:00~16:00
参加費:1,000円(税込)
申込締切:2023年6月3日(土)23:59
主催:この本だいすきの会

<講師紹介>
1957年、山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(ともに新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞。『じぶんの木』でひろすけ童話賞、『たぬきの花よめ道中』(ともに岩崎書店)で日本絵本賞受賞。 作品に『すみれちゃんとようかいばあちゃん』、『あらわれしもの』(ともに新日本出版社)、『いのちがかえっていくところ』(童心社)など。

<講師からのメッセージ>
子ども達の力  最上一平

2月27日の朝めしは目玉焼きだった。NHKのニュースを見ながら食べるのが我が家のならわし。見ていると、ウクライナの子ども達の前で(難民キャンプだったろうか)、いっこく堂のように片手にトラ(?)を持った演劇を教えているという先生が、演じていた。
画面は子ども達に。みんな食い入るように見ていて、歯の抜けた口をあけて笑ったり、目玉をランランさせている。子ども達は、どんな時でもこういう顔になる力を持っているんだなあと、ホッとするし嬉しくもなる。
演者の先生、こんな顔を引きだせるのは、スゴイ。本来、ミサイルを落とすのが大人のやることではなく、演者のように子ども達を喜ばせるのが大人の仕事だろう。(読みがたりのように)物語を作っている身になれば、私も少しでもこの演者に近づきたいなあ。私の好きな人たちを書いていこうと思っているのだけれど、できるかしら。