リニューアルに伴う一時休業のお知らせ

いつもBookstore&Gallery「出発点」をご愛顧いただきまことにありがとうございます。

このたび出発点は店舗内リニューアル作業のため、2022年7月1日(金)より7月29日(金)までお休みをいただきたく存じます。

今回の一時休業では、5月のごあいさつでお伝えさせていただいたように、昔の駅やバスターミナルの待合室のような一期一会の出会いが生まれる空間づくりのための第一歩となるレイアウトの変更を行いたいと思います。

ご来点のお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、作業完了まで今しばらくお待ちいただければ幸いに存じます。

ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

【ご案内】
最新の情報・営業時間等は当HP・ツイッター(https://twitter.com/shuppatsuten_jp)よりご確認くださいませ。

2022.5.15 出発点の記録

5月も第2週に入り、少しずつ夏らしい陽気が続くかと思いきや、すっかり梅雨の気配ですね。
お店にとって雨は困りもの。お客さまの足も遠のきます――もともと少ないのですが(笑)。

そんな気持ちも晴れない時にすてきな作品が届きました!!
イラストレーター・久保田寛子さんが店のオープン1年半の記念に描いてくださった、出発点の怖ーい階段をモチーフにした作品です。

久保田寛子さんとの出会いはツイッターで興味を持ったZINE『タコのくに』がきっかけでした。注文した本を読みながら、自分たちもタコのくにの国民と同じように、考える自由、行動する自由を知らず知らずのうちに奪われているのだと気づきました。
いま『タコのくに』は出発点でも一番目立つところに置いて、みなさんに読んでいただきたい1冊となっています。

『タコのくに』|久保田寛子 出発点Webストア

さてその素敵な作品は、お越しになるお客さまの最初の難関〝薄暗くて怪しげな急階段〟を面白く取り上げてくださって、目からうろこが落ちると同時に、とても幸せな気持ちになりました。
そして<何とかこのいまいましい階段を明るくしてやろう>という野心はすっかりなくなりました。
これからは「怖ーい階段」をもっともっと自慢したいと思います(違うかも……)。

久保田寛子さん、ほんとうにありがとうございました。

さて、ゴールデンウィークも終わり、点内のレイアウト変更のために実は少しずつ点内の作品をいったん売り場から移動させていただいています。
計画では入口右側の作家さまのグッズコーナーに本棚を移動し、絵本棚にしたいと思っています。そして入って正面に広がっていた自分の事務所部分の、なんとも生活感あふれた(あまりお見せしたくない……)部分に茶箱と木箱を移動して部屋の仕切りにして、そこに作家さまの作品を新たに展示したいと思っています。

レイアウトの変更など簡単に行くものだと思っていたのですが、考えが甘すぎました。狭い点内で効率よく家具や什器を動かすためにはある程度余白を作らないと無理だということに気づきました。

まず、本棚を動かすためには本を全て取り出して仮置くスペースが必要ですし、木箱の新たな移動先も空けておかなければなりません。まさにパズルの感覚で、なんとも頭が痛い問題ですが、少しずつ時間を見つけて進めていきたいと思います。もしかしたら、どこかのタイミングで数日お休みをいただくかもしれませんが、どうぞお許しください。

そして、早ければ7月から出発点としての新しい取り組みを始めたいと思っています。
店に来てくださったお客さまだけの、新たな本との出会いを記憶に留めておく、そんな試みです。きちんとお知らせできるまでもう少しお待ちいただければ幸いです。

ここのところ、気持ちを揺るがす悲しい出来事が続きますが、こういう時だからこそ、日々の身近な暮らしをもっと慈しみ、楽しまないといけないのかもしれませんね。

また次週も出発点でお待ちしています。

2022.5.7 店の記録

今朝は少し湿気のある空気が漂う、梅雨のようなお天気でした。

久しぶりにしらす入りの卵焼きとウインナーを焼き、父が作った筑前煮とプチトマトを詰めた弁当を作りました。

忙しいときになかなか弁当を作るのも気が乗りませんが、それでも卵を割って溶きほぐしたり、油をフライパンに引き、火加減を見ながら料理が出来上がる工程を楽しんでいると心が落ち着きます。
父の筑前煮は腕を上げました。ときどき、すごい料理が出来上がりますが。

妻は草むしりをしています。わたしが店を開いてから家のことはほとんど妻と父に任せきりで悪いなあと思いながらも、父とは少し口げんかをして、お互いむくれたまま家を出ました。
おそらく夜にはお互いいつも通りに戻っているでしょう。

今日は駅のホームも電車の中も、連休初めより人が減りました。何もせずこっくりこっくりしながらあっという間に後楽園です。

本郷三丁目の駅を出ていちばんはじめに目に入ってきたのは怪しげな真っ黒い雲。雨の予感。急ぎ足で店に向かいます。わたしは雨が迫る直前、みんなが慌ただしく道急ぐのを見たり、自分もどきどきそわそわするのがなぜだか大好きなのです。
雷なんか鳴っていたらなおのこと! なんとも悪趣味ですが、子どもの時、夕立と雷が怖くて逃げ込んだ祖母の胸の中の安心感を今でも覚えているからなのかもしれません。

運良く雨には濡れずに店に着きましたが、こんな日はのんびりした一日になるに違いありません。作ったお弁当を食べながら、この時ばかりはお客さまが来ないようにと念じていましたら、その通りになってしまいました。

机の周りを片付けながら、溜まった事務処理と格闘していると、初めてのお客さま。
わたしが節目に書いたごあいさつを読んで心配して来てくださったとのこと。申し訳ない気持ちと感謝ですっかり話し込んでしまいました。

今日ももう閉点の時間。ほんとうに日が長くなりました。
18時に店を閉めるのはどことなく後ろめたい気がしてしまいます。

今日は2名のお客さま。売上は残念ながらありませんでした。
雨宿りに来ていただけるようなお店にしないといけませんね。

来週からはまた平常モード。いろいろ慌ただしい一週間になりそうです。

まだまだはじまり、まだまだ続きます。


2022年5月7日土曜日 曇り一時雨
来客数……2名
売上……0円

第1回 湯島蚤の市に参加します。

ご近所にある王冠印雑貨店さんが初めて主催する、「湯島蚤の市」に参加いたします!
出発点では古書の販売を行います。ぜひ散策がてらお越しください。

詳しくは王冠印雑貨店様のブログをご覧ください。
http://yushima-blog.oukanjirushi.com/?eid=1070

イベント期間中はお店の方はお休みをいただきまして、蚤の市のみの出店となります。
またGW中の営業時間は下記の通りとさせていただきます。

5月1日(日)……定休日
5月2日(月)……定休日
5月3日(火)……湯島蚤の市 出店(11~17時)
5月4日(水)……湯島蚤の市 出店(11~17時)
5月5日(木)……湯島蚤の市 出店(11~17時)
5月6日(金)……臨時休業
5月7日(土)……店舗にて通常営業(13~18時)
5月8日(日)……定休日

※最新の営業時間はHPまたはツイッター(https://twitter.com/shuppatsuten_jp)にてご確認ください。
また、やむを得ず営業時間を変更する場合がございますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

節目の日のごあいさつにかえて

いつも旅と思索社、Bookstore&Gallery「出発点」をご愛顧いただきまことにありがとうございます。

本日、会社を設立して8年と、店をグランドオープンして1年半の節目を迎えました。
ここまで来られたのもさまざまな形で支えてくださった皆さまのおかげです。ほんとうにありがとうございました。

ちょっとだけ、正直な思いを告白させてください。

ほんとうは昨日いっぱいで、事務所だけを残してお店を無期限に休業しようかどうか、ずっと考えていました。

湯島のこの清水ビル2階の一角を借りたのが、新型コロナウイルスがまん延するおよそ半年前の2019年8月。ここの街にも活気がみなぎっていました。果たしてこんな時代がくるなどとはまったく想像もつきませんでした。

それでもせっかく借りることができた貴重な場所だからと、店をオープンしてここまで頑張って来られたのですが、コロナでおそらく不可逆な変化が起きてしまった時代に、今のわたしの取り組み方では先の見通せない状況です。

そんなことを、ふと久しぶりに来てくれた小学生の常連さんに口走ってしまったのです。
いつもの笑顔が、はじめて見る悲しい表情に変わりました。

はじめて、もうこの場所は自分だけのものではなく、この店を続ける責任と意味があるのだと、気づかされました。
ぎりぎりまでチャレンジしよう。悩んだ末に決めました。

わたしの性格上、皆さまに店のほんとうの状況について、心に秘めたままお店を続けるのがとてもつらく感じていまして、今日という機会に正直にお伝えし、あえて明らかにした課題に必死になって取り組みたいと思います。

この先もずっと、変わらずにここで皆さまをお待ちできるよう、精いっぱい努力したいと思います。
そして、恥ずべきこととは思いますが、店の状況についても正直にご報告したいと思います。
おそらく、きっと同じように店を始める方へ参考にしていただける何かを残すことができると思っています。

さて、悲しいことばかり言ってはいられませんね!
「迷える名所」であり続けるために、点内のリニューアルと商品構成の見直しを行うことにいたしました。
点内を昔の駅やバスの待合室のようなイメージに変えて、一期一会の出会いが生まれるような、しばしのんびりと過ごしていただけるような空間にします。作業できる机なども置きたいと思います。ちょっと面白い仕掛けも考えています。

そして絵本をより拡充して、新たにZINE・リトルプレス、そしてオリジナルグッズの販売に力を注いでいきたいと思っています。
それにあわせて置かせていただいている作家さまの作品にも少し変更があるかもしれません。なにとぞお許しいただければ幸いです。

ようやく店のクラウドファンディング募金箱「夢見る牛乳缶」を活用させていただく日がやってきました。皆さまの善意を無駄にしないよう、大切に使わせていただきます。
リニューアル完了の折にはぜひお越しくだされば幸いです。

そして、さまざまな方から「SNSをもっと活用しなきゃ」とお叱りを受けるのですが、わたしが表現できるのはせいぜい日々のささやかな徒然の延長線で、無理をすればおそらくエゴサーチと承認欲求の鬼になるでしょう。同じように商売っ気丸出しの売り込みも、自分にとっては強いストレスで、どうしても一線を引いてしまいます。
ここで開き直って、SNSはほどほど、微力ゆえにぜひ皆さまのお力をお借りできればとてもうれしく存じます。

最後に、ご心配をおかけしてすみません。そしていまだ皆さまの出発点なれずほんとうにごめんなさい。
でも、終わりまであきらめず努力して店を続けていきます。

この1年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

出発点 点主 廣岡 一昭

【ご案内】
恐れ入ります。今後の店の営業時間は当HP・ツイッター(https://twitter.com/shuppatsuten_jp)にて随時お伝えしていきます。

2022.4.23 昭和の記録

5月10日に新しい本「昭和ノスタルジー スケッチ・イラストで紡ぐ『昭和』メモリー」を発売します。

出発点のロゴを作っていただいたのがご縁でお世話になっているイラストレーターの飯田ツトムさんから、日本出版美術家連盟の名誉会員・根本圭助先生の本の出版のご相談をいただいたのが昨年の夏ごろだったでしょうか。

その数年前に連盟のパーティーの講演会で初めてお顔を拝見し、挿絵画家として昭和の出版界を担って来られた先生のお話は、とても興味深いものでした。

その根本先生から思いがけなく本のご相談が来て、とてもうれしく、また気持ちが引き締まる思いでした。
はじめは私家版として動き始めた企画でしたが、気がつけば先生の本づくりの執念というか強い思いは、すっかりわたしや飯田さんにもすっかり乗り移り、初めの企画とまったく別の本になるべく慌ただしい日が続きました。

編集を進めながら心から感じたのは、師・小松崎茂先生への強い思いです。小松崎先生はご存じの方も多いかと思いますが、日本の戦後の挿絵の第一人者として活躍された作家です。
年配の方は「冒険王」や「幼年クラブ」などをはじめとする少年雑誌、もう少し後の世代の方は田宮模型のプラモデルのパッケージのイラストできっと目にしていると思います。

おそらく、若き日の根本先生と小松崎先生は師と弟子、年齢の差を越えて、戦争ですべてを失ったところから作家として、子どもたちのために新しい時代を切り拓いていこうと誓い合った同志としての強いきずながあったのだと思います。

さまざまな思い出の詰まった、出来上がったばかりの本はおそらく、先生の枕元に置かれているはずです。

できるだけ早く形にしたいというご希望に、何とか間に合いました。
私も昭和の後半世代、大先輩の先生といっしょに昭和の本づくりができたことに心から感謝しています。

ありがとうございました。

2022.4.18・最初の日記

今日からちょっと思い当たることがあって、点主の個人的な日記をはじめることにしました。

今の時代、「自分が……」をリアルタイムでいつでも、どこででも発信できるSNSツールがあるのですが、最近、まったく魅力を感じなくなり、そんなスピードにもついていけないと思うようになりました。
経営者がそんなこと言ったらいけないのかもしれませんが……。

ふと、20年近く前、ブログ草創期にワクワクしながら毎夜パソコンに向かってよしなしごとを書いていた時代を思い出し、わたしに向いているのはこのくらいの節度なのだと気づきました。

前置きが長くなりましたが、そんな次第で、今後SNSとは少し距離を取っていくことをお伝えし、代わりにこのブログをのんびり発信できたらなあと思っています。
でもSNSは今の時代、コミュニケーション上必要なツールであることはよく認識しています。わたしなりにうまく使い分けていきます。どうぞご安心いただければ幸いです。

さて、今日4/18(月)と明日19(火)は出発点は定休日ですが、わたしはバスの乗務員に変身します。
実は先週の15日でバスの乗務員として川崎・東扇島にある「中日臨海バス」というところに就職してから3年となりました。

バスよりも自分のお腹周りが気になります。 今はなき教習中の相棒・西工UD。

必要があって働きはじめた会社でしたが、ふたたび大型バスのハンドルを握ることが思いのほか楽しく、自家用ではなく、仕事としてお客さまを乗せ、緑ナンバーの車を運転することに魅力と誇りを感じながらの日々。まずは「石の上にも三年」と思って、通常のシフト勤務の社員と同様の課題をクリアしながら取り組んできました。
無事故で来られたのも、自分の普段の意識だけでなく、会社や周りのみんなに支えられてきたからだと思います。心から感謝しています。

「どんな些細な内容でも、事故を起こしたらバスの運転を卒業する」といつもどおり自分に課して、この2日間、そして週2回は点主としてではなくプロドライバーとして仕事を真面目に楽しみたいと思います。
この2日間はおそらくMT車、腕が鳴ります(?)

今日もいい旅を。

第1回「春のえほんまつり」を開催します!

今年も春がやってきました~♪
出発点では「春のえほんまつり」を初開催いたします!

出発点で絵本(※)をお買い上げいただきましたお客さまに、点内で販売中のポストカード(150円の作品に限ります)をお買い上げ1冊につき1枚もれなくプレゼントいたします!!

※ISBNコードの付いている新本絵本が対象です。古書および作家さまのリトルプレスは対象外となります。

点内にない本もご注文可能! ポストカードももちろんプレゼントいたします!
さらに当点のスタンプサービスも併用可能です!

この機会に新たな絵本、そして作家さまとの出会いにつながれば幸いです。

開催期間:2022年4月6日(水)~30日(土)まで

※最新の営業時間はHPまたはツイッター(https://twitter.com/shuppatsuten_jp)にてご確認ください。
また、やむを得ず営業時間を変更する場合がございますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

点内入れ替えおよび棚卸しに伴う休業のお知らせ

平素より出発点をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
今後に向けた点内の入れ替えおよび棚卸業務のため、下記の日程にてお休みをいただきたく存じます。

2022年3月14日(月)~31日(木)
 ※4月1日(金)より通常営業(13~18時)いたします

お客さまにはまことにご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

※やむを得ず諸般の事情により営業時間を変更する場合がございます。
ツイッター(https://twitter.com/shuppatsuten_jp)などで最新の情報をご確認ください。

<終了>「渡る世間は猫ばかり—wataneko2022春展」

春もやります! ワタネコ展!

2015年に湯島地域で猫にちなんだイベントとして始まった「ねこまつり at 湯島」。
参加店舗が増えるなかスタンプラリーイベントとして成長し、14回目の今回は14店舗が参加します!

「ねこまつり at 湯島」ウェブサイト

前回から引き続き参加する当点では、“ねこまみれ”の企画展「渡る世間は猫ばかり――wataneko2022春」を同時開催。作家さまの作品やグッズをはじめ、書籍・雑誌・リトルプレスなど、普段は店に並ばない自慢の猫たちが勢ぞろいします!

春の訪れをぜひねこまつりでお楽しみください。

展示期間:2月16日(水)から3月13日(日)まで
 *月・火曜日および、2/20(日)、3/2(水)、3/9(水)は店休日となります
時間:13:00~18:00(水曜日のみ14:00~)
 *営業時間について


新作の猫作品・グッズ展示作家さま(敬称略・あいうえお順2月3日現在)

 ATELIER GATTO

 えんどう たかこ

 恩田 好子

 木月 けいこ

 Yuko Kawason

 ささら 優

 しづか なお

 スズキサオリ

 鈴木 ズコ

 星羊社

 竹熊 ゴオル

 ちい福

 茶々あんこ

 月草

 niboshi

 のまち かな

 ハイハイミミ

 パピエコレ

 宮知 和代

そのほか、さまざまな作家さまの作品が勢ぞろいしております!

筆耕:大塚諒真